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不動産活用コラム

誰も住んでいない空き家は管理する手間や維持費がかかるため、売却して手放すことが得策です。
しかし、事情により家を手放すことができないという人もいることでしょう。
そこで今回は不動産売買のプロであるよろずや不動産が、空き家を賢く管理する方法についてご紹介いたします。
空き家の管理について頭を悩ませている人はぜひ最後までお読みいただき、空き家の管理にお役立てください。
Contents
空き家をそのままにしたらどうなる?
何のメンテナンスもせずに空き家を放置していると、老朽化が進んで見た目が悪くなる上に、倒壊の危険性も出てきます。
害虫の発生源になったり、人が住んでいない場所ということで、不法侵入や放火などの犯罪の温床にもなったりする可能性も出てきます。
さらに、放置された空き家は時間が経つと「特定空き家」に認定され、固定資産税が6倍もかかるようになるのです。
そのため、空き家を管理するのであれば近隣住民に迷惑をかけないように、また特定空き家に認定されないように適切な管理を行うことが必須となります。
空き家の管理はどうしたら良い?
空き家を所有する選択をするのであれば、持ち主がしっかり管理を行いましょう。ここからは、空き家の管理方法についてご紹介します。
定期的な清掃や換気を行う
家に誰も住んでいないとしても、家の劣化は進んでいきます。実は、人が住んでいない家ほど劣化の速度は速いのです。
急激な劣化を引き起こす原因としては、換気不足・給排水管の劣化・雨漏り・害虫の発生があげられます。これらの原因を引き起こさないために、家の清掃や換気を定期的に行うようにしてください。
目安としては、1ヶ月に1〜2回程度です。
通気や、草木の伐採やゴミ拾い、雨漏りがしていないかの点検、水を流す、室内の清掃など、景観と劣化を防ぐための定期的な管理を行っていきましょう。
火災保険に加入する
空き家であっても火災保険には必ず入っておきましょう。
なぜなら、空き家は放火犯のターゲットにされやすい場所であるからです。万が一の事態が起きた場合でも対応できるよう火災保険は加入しておきましょう。
しかし、空き家の火災保険は通常の住宅の火災保険とは別物になります。保険を選ぶ際は空き家でも入れる保険かどうかを確認するようにしてください。
火災保険に加入している場合でも、空き家の状態が悪ければ保険金の支払いを拒まれる可能性があります。定期的なメンテナンスを行うことは適切な保険サービスを受けるためにも役立ちます。
空き家管理サービスを利用する
管理する空き家から離れている土地に住んでいる場合には、定期的にメンテナンスを行うことが難しいかもしれません。
そこで活用していただきたいのが、空き家管理サービスです。空き家管理サービスを利用すれば、家主に代わって空き家のメンテナンスを定期的に行ってもらえます。
サービスを利用すると料金はかかってしまいますが、空き家の放置は周辺住民に迷惑をかけてしまったり、特定空き家に認定されてしまったりなどデメリットにしかつながりません。
空き家の管理になかなか手が回らないという人は、空き家管理サービスの利用がおすすめです。
賢く管理して、家の価値を保とう
放置した空き家は老朽化で景観を損ない、倒壊する危険性も出てきます。人が住んでいない場所ということで、不法侵入や放火などの犯罪の温床にもなるかもしれません。
さらに、特定空き家に認定されてしまうと高額な維持費がかかるため、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
もし、定期的にメンテナンスに行うことができない場合は、空き家管理サービスを利用して、家を綺麗な状態で保つようにしましょう。
また、空き家を持っている人が気をつけなければならないのが火災保険です。通常の住宅とは別の火災保険になるので、保険を選ぶ際はご注意ください。
よろずや不動産では、空き家の管理についての相談についても承っております。相談については、電話・メール・LINEから可能です。
空き家を持っているけど、管理方法がわからないという人は、ぜひ一度、よろずや不動産にご相談ください。