- COLUMN
不動産活用コラム
- 不動産活用のこと
- 2022.03.11
空き家が老朽化していると、従来では取り壊しをして新しい住宅を建てるという方法が一般的でした。
しかし、最近では取り壊しではなく、リノベーションを行って空き家を活用する方法が取り入れられるようになっています。
その理由は、取り壊しをして新築で家を建てるよりも、リノベーションで得られるメリットに魅力を感じている人が多くなっていることも理由の1つです。
しかし、空き家のリノベーションにはメリットだけではなく、デメリットも存在します。今回は空き家をリノベーションするメリットとデメリットについて、よろずや不動産が解説いたします。
Contents
空き家をリノベーションするメリットとは?
空き家をリノベーションする方法で得られるメリットについて、早速解説していきます。
新築の家を建てるより、費用が安い
リノベーションは、取り壊して新築を建てるよりもコストがかかりません。
なぜなら、空き家の解体費用もかからず、既存の建物を活用することで建材や施工費用も安く済むケースが一般的だからです。
構造に大きな痛みや耐震性に問題がなければ、さらに大きく費用を抑えることができるでしょう。
リノベーションはコストを抑えつつも快適な住み心地を可能にするため、選ばれるメリットの1つであると言えます。
建物の資産価値が上がる
建物の資産価値を上げるという点もリノベーションのメリットです。
というのも、「老朽化して住み心地が悪そう」「安全に住むことができなさそう」と感じられてしまう家は需要がなく、売却しようと思っても買い手が見つからないケースがほとんどです。
リノベーションをして空き家の住み心地を改善すれば、資産価値は上がり、売却できる可能性が上がります。
国や自治体のサポートが活用できる
国や自治体のサポートを活用してコストを抑えながらリノベーションできることもメリットであると言えるでしょう。
なぜ、国や自治体のサポートが受けられるのかと言うと、放置される空き家が全国的に増加しているからです。
空き家は放置していると『景観や治安の悪化』『不衛生』『倒壊等によるリスク』等が引き起こされる可能性があります。
よって国や自治体は空き家のリノベーションに対するサポートを充実させ、コストを抑えたリノベーションができるような環境を整えています。
古い家ならではの景観を活かせる
空き家を活用すると、古民家ならではの景観も活かしながら住環境を整えられるメリットが生まれます。
古い家ならではの景観を活かしつつ、おしゃれなスペースを作ることができるのは空き家ならではの特徴です。
空き家をリノベーションするデメリットは?
多くのメリットがあるリノベーションですが、空き家の状態によってはデメリットの方が大きくなるかもしれません。
リノベーションのデメリットについて解説します。
費用が高くなる可能性もある
空き家の老朽化が進んでいると、リノベーション費用が高くなる可能性もあります。
費用が高くなるケースは以下の2つです。
・建物の基盤がシロアリや腐食化で傷んでいる場合
・耐震基準を満たせていない場合
空き家をリノベーションする場合は、建物がどれだけ傷んでいるかを事前に調べてもらい、見積もりを取っておくと安心でしょう。
また、費用が高すぎる場合は補助金制度を活用したり、無駄な工事を省いたりすることで、コストを抑えることができます。
こだわる部分とそうでない部分を見極めて、リノベーションにお金をかけすぎないように注意することがポイントです。
空き家のリノベーションで迷ったら、プロに相談しよう
空き家をリノベーションするメリット・デメリットについて紹介してきましたが、自分が持っている空き家をリノベーションするかどうかを判断できたでしょうか?
もし、空き家のリノベーションで悩んでいるのであれば、よろずや不動産にご相談ください。
空き家の状態をお伺いしながら、最適なリノベーションについてもご提案いたします。
相談は電話・メール・LINEで承っておりますので、お気軽にご相談ください。