- COLUMN
不動産活用コラム

- 不動産活用のこと
- 2025.05.19
今年のゴールデンウィークは、久しぶりにゆっくり実家で過ごしたという方も多いのではないでしょうか。
いつもは短時間の帰省や顔見せ程度だった方も、今年は少し腰を据えて親と話したり、家の中を見回したりする機会があったかもしれません。
そんな中で、「あれ?ちょっと家の中が危ないかも…」「物が多くて片付けが大変そうだな」「お父さんの足元、前よりおぼつかないような…」――
小さな変化に気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Contents
“いつもの家”に感じた、小さな異変
「玄関前の階段、こんなに段差あったっけ?」
「廊下の電球が切れたままになってる…」
「物が増えて動線が狭くなってるな」
こうした“ちょっとしたこと”の中に、住まいの変化や、家族の年齢的な変化が隠れていることもあります。
たとえば、ある40代女性の方はこんなお話をされていました。
「今年のGWに、両親の暮らす実家に4年ぶりに長く滞在しました。
母が階段を上るのがつらそうだったり、物置に入っていた古い家具を片付けられずに困っていたり…。
“このままここで暮らしていけるのかな”と不安になりました」
帰省がくれた、“家族のこれから”と向き合うきっかけ
普段はなかなか見えない両親の暮らしぶりも、じっくり時間を過ごすことで見えてくることがあります。
あるいは、親子でテレビを見ながら「うちもそろそろ整理しなきゃね」なんて何気ない会話の中から、「実家ってこの先どうなるんだろう?」という問いがふっと生まれることも。
・親の身体の変化
・家の老朽化や片付けの負担
・兄弟姉妹との距離や立場の違い
これらはすぐに答えが出るものではありませんが、“元気な今”だからこそ、少しずつ話し合っていくことができるのです。
実家の“これから”に備える、3つの視点
よろず屋不動産では、帰省後によくいただくご相談内容をもとに、以下の3つの視点をご提案しています。
1. 住み続けるためのリフォームという選択肢
手すりの設置や段差の解消、バリアフリー化など、親世代がより安全に快適に暮らすためのリフォーム支援。
2. 別の場所への住み替え
「今の家は広すぎる」「管理が大変」などの理由で、駅近や利便性の高いエリアへ住み替えたいというニーズも増えています。
3. 将来的な相続や空き家活用に備える
今は住んでいるけれど、将来的に空き家になることが想定される場合は、早めに整理・活用・売却を視野に入れることで、家族の負担を減らすことができます。
よろず屋不動産ができること
私たちは、地域に根差した不動産会社として、
単に「売る」「貸す」だけでなく、“住まいをどうするか”を一緒に考えるパートナーでありたいと考えています。
たとえば…
- 「家のことを親と話すタイミングがわからない」
- 「兄弟が遠方で、相談相手がいない」
- 「空き家になるのが心配だけど、何から始めればいいかわからない」
こうしたお悩みをお持ちの方も、まずは一度お話を聞かせてください。
不動産の専門的な知見をもとに、それぞれのご家庭に合わせた最適な方法をご提案します。
まとめ:「また今度」でなく、「今こそ」動くチャンス
家族の話は、つい先送りにしてしまいがちです。
でも、元気なうちにこそ、心の余裕があるうちにこそ話し合えることがあります。
今年のGWが、皆さんにとって「家族のこれから」を考えるきっかけになっていたなら――
ぜひ、その“気づき”を大切にしてみてください。
よろず屋不動産は、そんな前向きな一歩を心から応援しています。