- COLUMN
不動産活用コラム

- 不動産活用のこと
- 2025.06.27
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梅雨明け前後は“雑草トラブル”が最も多くなる時期です
6月から7月にかけて、ぐんぐんと雑草が伸びる時期を迎えます。
特に梅雨の雨と夏の強い日差しを繰り返すこの季節は、1ヶ月で草丈が腰ほどになることも。
道沿いの空き地があっという間に草むらになってしまったり、
しばらく見に行かなかった空き家の庭が“ジャングル状態”になっていた、
といったご相談もこの時期に急増します。
雑草を放っておくと、景観の悪化だけでは済まない問題が起きることもあるのです。
雑草放置によって実際に起きるトラブルとは?
「草が生えているだけなのに…?」
そんなふうに思う方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、雑草の伸び放題をそのままにしておくことで、以下のような“思わぬ困りごと”に発展する可能性があります。
◉ ご近所からの苦情・注意
「見通しが悪くなって危ない」
「蚊が増えた気がする」
「子どもが遊ぶ道沿いなので心配」――
雑草が伸びることで、近隣の方からクレームが寄せられるケースはとても多いです。
実際、役所や町内会経由でご連絡を受けたという方も少なくありません。
◉ 害虫や動物のすみかになる
伸びた草には、蚊・ムカデ・ハチ・ネズミ・ヘビなどが隠れやすくなります。
とくに湿度の高い時期は、草むらがこうした生き物の“快適な住処”となってしまうのです。
「うちの庭にネズミが入ってきたらしい」とご近所から聞いて驚いた…という方も。
◉ 体力的に草刈りがきつくなる
草は、短いうちに刈れば比較的簡単に処理できますが、
時間が経つと根も張り、草丈も高くなり、手作業ではとても追いつかなくなります。
特に高齢の方や、管理者が遠方に住んでいるケースでは、
「もう自分では無理」と途方に暮れてしまうことも少なくありません。
◉管理責任を問われることも…
草の繁茂により、景観・通行・衛生面に支障をきたしていると判断された場合、
市区町村からの「除草の指導」や「措置命令」が出される可能性もあります。
最悪の場合、行政による「代執行」で除草され、その費用を請求されるケースも。
「誰も住んでいないから…」「遠くて行けないから…」では済まされないのが現実です。
雑草の成長スピードに、私たちは思っている以上についていけない
「次の休みに行ったら草を刈ろう」
そう思っていたら、数週間で背丈を超える草に覆われていた――そんな声を毎年耳にします。
自然の力は思ったよりも早く、強いものです。
特に、少しでも土の地面がある場所(庭・路地・塀際など)は要注意。
- つい数ヶ月で草むらに変貌
- 夏の強い日差しであっという間に成長
- 雨と高温で根が強くなり、刈っても再発
雑草を「放置していい理由」は、実はひとつもありません。
よろず屋不動産がご提案するのは「未来のトラブルを防ぐ視点」
よろず屋不動産では、草刈り代行などの作業サービス自体は行っておりません。
ですが、こうした雑草の悩みを「土地や建物の将来を見直すタイミング」と捉えるご相談を多数いただいています。
たとえば――
- 「雑草を刈ること自体がもう負担」
- 「毎年の手入れに時間もお金もかかる」
- 「いっそ土地を手放すことも視野に入れたい」
- 「空き家になったままの実家、どうすればいいか分からない」
そんな思いをお持ちの方に、活用・整理・売却・管理の方向性をご一緒に考えることができます。
草の伸びは“気づき”のチャンス
「ただの雑草」ではなく、
それは「家のこと・土地のこと、そろそろ考えませんか?」という、
未来からの小さなサインかもしれません。
- 相続したままの土地
- 誰も住んでいない家
- 行けていない実家
そういった場所がある方は、この夏が来る前に、一度立ち止まってみてください。
よろず屋不動産へのご相談はこちら
□ 空き家・空き地の将来を考えたい
□ 雑草がきっかけで“どうするか”を話したい
□ 地域に詳しい会社に相談したい
どんな段階でも構いません。
よろず屋不動産は、空き家・空き地に特化した専門性と地域密着の視点で、丁寧にご対応いたします。